付加価値を上げる効率化と値上げ

アベノミクス景気にもかかわらず、未だにブラック企業がまだまだ世の中を賑わしています。

長時間労働すると普通は付加価値が大きくなるので賃金は高くなるはずなので、企業は利益を上げて結果としてその利益は従業員や取引先に拡大するはずなのですが、そうなっていないのです。

企業の業績がアップしていればこれは「搾取」といえますが、ブラック企業のほとんどは中小零細企業ですので、そういえない側面もあると思います。

この状況を脱出するには
「効率化」

「値上げ」
しかないと思っています。

付加価値が一般的に低くなりがちな外食産業ですが、上場している外食産業の経常利益率を見ると付加価値率がわかります。http://www.fb-soken.com/ranking.html
2013年の古い資料ですが上位企業は軒並み20%超の数字を出しています。

「飲食業だから付加価値が低い」ではなく、いかなる業種でも工夫次第で生産性を向上させることは可能だと思います。
例えば安価な居酒屋では注文をタブレットで行いますし、スタッフはインカムで連絡を取り合っています。
精算を自動券売機で行う店もあればベルトコンベアで料理を運ぶ業態もあるでしょう。

いろいろなことに手を尽くしてもやはり利益が出ない場合は単に値段が安いだけ、という可能性も想定されます。

顧客は「このサービスは安すぎるから値上げすべきだ」とは決して言ってくれません。
京セラの稲盛会長は「値付けは経営」と言ってます。
顧客がこれ以上は支払えない、という価格設定にしないといけない、というのです。

リーマンショック以降、中小零細企業は大手企業のコストカットに応じて値下げしてきました。
経費や人件費を削って最大の努力の限界に来ている、といえると思います。
大手企業はアベノミクスの恩恵を受けて過去最高益を記録し続けています。
中小零細企業も呼応して値上げの交渉をするべき段階に来ている、と思います。

ABOUTこの記事をかいた人

永島 竜貴

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