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お見積り
当事務所は会社の経理を預かるものとして、会社の利益を増やし、関係者を幸せにすることを目標として仕事をしています。よって、財務の健全性を阻害し事業発展の支障となりえる節税はご提案しません。そうならない節税方法がまだ少数ありますので会社様の状況を拝見しながらご相談します。
中小企業で問題となるコンプライアンス(税法、労働法、社会保険法)は遵守をお願いしています。税法で認められない不正経理、労働諸法令の明らかな違反、強制適用事業所が未加入、などは速やかな是正をお願いすることになります。
完璧な経理処理ができれば税務調査で問題を指摘される可能性は理論的にはゼロとなります。しかし限られたなかで一人の税理士がこれを達成することは厳しく、なんらかの問題点が生じるのが常となっています。できるかぎり問題が生じないよう日々の処理を進めながら、税務調査の現場に立ち会って会社様の不安を和らげるようにします。
どのタイミングでどの金融機関からどれくらいの金額をどれくらいの期間と金利で借りるのが良いか、借入残高や取引先金融機関を参考にして、今後の損益状況をご相談しながら、良い借入と悪い借入を見極めてアドバイスします。融資相談は金融機関出身である当事務所の税理士の得意分野となっています。
経理・税務・財務・労務・行政・経営相談、それぞれについて弁護士・公認会計士・司法書士・社会保険労務士・土地家屋調査士・行政書士・など士業のほぼ全てと連携をしています。仕事の質が高いこと、仕事が早いこと、顧客目線であること、法外な料金でないこと、などたくさんの試行錯誤のなかで見つけた珠玉の専門家ネットワークです。ご相談を受けたことについて「できない」と断ることはほぼないと思います。
和歌山県 企業A社長
Yさん(63歳)の場合
・高額な役員報酬と社会保険料が赤字の原因になっていた
・役員報酬は業績低迷で支払われることがなく未払金になっていた
・結果として3期連続赤字
●家事と仕事で体調を崩しがちだった経理である奥様の負担を軽減するため経理作業を当事務所で代行すること
●奥様と仕事を手伝っていた娘さんを役員登記して役員報酬を出すこと
●社長の役員報酬を非課税まで下げることで社会保険料の負担を軽減させること(退職金の算定が低くなるリスクは同意済)
●社長の役員報酬を下げることで在職老齢年金としてストップしていた社長の厚生年金を復活させること
●会社にたまった社長からの借入金を返済することで当面の生活費とすること
●会社で新たに借入をすることで借り換えできなかった社長の高い利率の住宅ローンを返済すること
●税理士を通じて以上の資金計画をつくって国民政策金融公庫へ借入の申込をすること
顧問契約を当事務所へ変更し、さっそく以上を実行しました。
結果として会社は黒字回復し新たにオーバーローンできるほどの融資金額も調達できました。安心感で仕事に集中できたおかげで売上高も対前年比で30%アップする、という快挙も成し遂げました。
順調に会社の社長借入金も減っており、内部留保も溜まり始めて資金繰りにも困ることはなくなりました。
今は数年後のハッピーリタイアに向けて社長さんと後継者の育成計画の話をしています。
和歌山県 企業B社長
Yさん(56歳)の場合
・顧問税理士がITや最新の税制に疎い
・情報の開示が遅くタイムリーな経営意思決定をできる状態ではない
・経理フローも複雑でなにがどうなっているのかブラックボックス化していて把握できない
・税理士を変更することについても経理が混乱すると社内で抵抗がある
●記帳を自社で出来るように経理フローを紐解いた
●社内で活かしきれてなかった販売管理ソフトの使い方をレクチャーし、販売管理ソフトに全社で入力をすることで記帳業務を短縮した
●会計ソフトに入力する伝票を手書きする、など二重手間となっている経理フローを整理して紙の保存を極力少なくするようにペーパレス化もすすめた
●クラウド会計ソフトを利用して社長が出張先からでも月次試算表を確認できるようにした
以上の結果として経理の負担は軽くなると同時に当月の試算表が翌月中旬にはわかるようなスピード感のある業績把握体制が確立できました。
そのおかげで実際には減収傾向にあった業績がどれくらい減収となっているのか具体的に割合として把握できるようになり、半年先までの資金繰りを予測することで借入の実行や経費の削減などに早期に着手して経営の立て直しを実行できました。
大阪府 企業C社長
Mさん(38歳)の場合
・月次資料は紙資料を往復しており、質問事項もFAXでなされており、経理処理のアイドルタイムが長すぎた
・決算後に初めて納税額を知らされて資金繰りに慌てたことが何度もある、と母親から伝え聞いた。
・銀行から融資や投資信託の案内などあり、税理士に相談しても、わからないの一点張りで経営の相談相手はいままでいなかった。
●クラウド会計を導入して銀行口座やクレジットカード明細の自動取得機能、などをつかって資料のやり取りや入力の手間を大幅に削減した
●電子帳簿保存に対応できるように新たな高速スキャナを導入してクラウド会計に読み込ませ、領収書などの自動読込機能をつかって入力ミスや手間をなくした
●ウェブ会議を定期的に行うことで外出が多い社長さんとの面談時間の調整をやりやすくした
●あらゆる経営の相談事は当事務所を窓口とすることで浅い問題は当事務所の経験を伝えて深い問題は信頼できる専門家を紹介することにした
経理にとられる時間が大幅に減少し、タイムリーに月次数字が出たことで納税額も事前にわかるようになり、不安やストレスが大幅に軽減されました。
また、試算表をすぐに提出できるようになり、銀行融資がスムーズに進み、新たな機械を購入して作業の効率化を図ることができたため、次年度から黒字転換を果たし、従業員にも賞与を出すことができました。
代替わりのときに退職した従業員と労務で揉め事になりましたが、当事務所からご紹介した弁護士と一緒に解決に当たり、円満退職にもっていくことができました。